【出走馬】ゴールドシップ3連覇に向けて

中央競馬・JRAにおいてGⅠを3連覇した馬は未だにいない。

どれだけすぐれた馬でも3年間活躍し続けるということがどれだけ難しいか、ということ。

現在、史上初の3連覇に最も近いのがゴールドシップだ。

3連覇へ挑戦ということは、既に連覇を成し遂げていなければならない。

今年は13,14年に天皇賞(春)を連覇したフェノーメノ、宝塚記念を連覇したゴールドシップの2頭に権利があったものの、フェノーメノは天皇賞直前に左前屈腱炎の発症が判明し出走回避、そのまま引退し種牡馬となった。

残すはゴールドシップ+14年と15年にフェブラリーSを連覇したコパノリッキー。

コパノリッキーもダートで無類の強さを誇るだけに期待はできるが現在左トウ骨遠位端骨折の療養中。6月には栗東に復帰しJBCクラシック(11/3大井競馬場JpnⅠ)に向かう。

そして次回宝塚記念では2年連続覇者、そして今年の天皇賞を3度めの正直でもぎ取ったゴールドシップが挑戦する。

この宝塚記念で勝利するとJRA初の同一GⅠ3連覇に加えシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカに並ぶJRA史上5頭目のGⅠ通算7勝達成となる。

これまでの7勝牡馬と比べると若干スキがあるように見えるゴールドシップだが宝塚記念は2連覇中、更に苦手に見えた春の天皇賞も見事に勝ってみせた。

ファン投票1位馬の成績が良い傾向もあり、今年のゴールドシップならば夢も現実となるかもしれない。

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