宝塚記念2016予想オッズ先取り

2016年G1戦線もいよいよ一段落し、いよいよ最後の春のグランプリ宝塚記念を残すのみとなりました。先日の安田記念では絶対王者モーリスが2着に敗れ、予定していた宝塚記念、凱旋門賞などの撤回が発表されました。例年、厳しい夏に備えて実績馬には休ませたいこの季節にやってくる宝塚記念は、同じグランプリである有馬記念とうってかわり、出走馬が豪華になりづらい、フルゲート18頭が集まったのですら2007年第48回が後にも先にもただ一度のみというレース。今年はどんな馬が出走するのか、有力馬は誰が集まるのか。

鍵となるのは2015年クラシック世代

皐月賞・ダービーと圧倒的な強さを見せたドゥラメンテの世代と思われていたこの世代、ドゥラメンテの骨折で暗雲が立ち込め、王者不在の菊花賞を取っただけと思われていたキタサンブラックが気がつけば有馬記念3着で存在感を示し、今年の春の天皇賞を制するまでの馬となりました。そして善戦マンのリアルスティールもドバイターフで念願のG1制覇。他が弱いからドゥラメンテが勝てていたという説は見事に一蹴される結果となっています。

反対に言えば、この強豪を抑え皐月賞とダービーを圧勝したドゥラメンテの化け物ぶりが改めて再認識されることとなっています。残念ながらリアルスティールは回避の予定となっていますが、ドゥラメンテ・キタサンブラックはどちらも人気が予想されます。キタサンブラックはダービーでの14着という大崩れこそあるものの、それ以外は3着以内を外したことがなく、ドゥラメンテはこれまで連対率100%。2000m、2400mのクラシックを勝っており距離不安もなし。懸念点を唯一上げるならば阪神で使ったことがないという点。それでも出走すれば確実に一番人気は間違いないでしょう。

昨年勝ち馬のラブリーデイの取捨選択

扱いが難しいのがラブリーデイ。昨年春から重賞を4連勝し1年間の主役となりそうな活躍でしたが、秋から翳りがみえ、今年は連対もままならない有様です。今年で6歳になり競馬が嫌になる年齢というのもあるかもしれませんが、それでも近走では掲示板を外さない当たり地力の問題ではなさそうです。人気が落ちた分買いと考える層も少なからずいるでしょうから、大きくオッズが落ちることはまだまだないでしょう。

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コメント

  1. 競馬ファン より:

    ドゥラメンテラストランになりそう

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